2011年06月06日

低価格の書込み・デバッグツール「AVR Dragon」が入荷!

AVR Dragonは、アトメル社の8bit、32bit AVRマイコンシリーズのほぼ全てに対応した、低価格の純正書込み・デバッグツールです。4種類の書込みと2種類のデバッグ機能を搭載しております。

AVRISP mkIIでサポートされなかったJTAG、デバッグWIREによるデバッグ機能、32bitマイコンAT32UCシリーズへのライタ、デバッグ機能を搭載しており、また、AVR Studioでのファームウェアバージョンアップ機能もあります。
110604avrdragon







対応AVRマイコン(2011_0604)
AT32UCシリーズ、AT Xmegaシリーズ、AT megaシリーズ、AT tinyシリーズ
USB/PWM/CANシリーズ
※一部非対応型番がございますので、AVR開発対応表2001_0604でご確認ください。
※2011.06.04時点でのデータですので、最新データ、詳細についてはアトメル社ホームページにて
ご確認ください。
対応AVRマイコン デバイスリスト(PDF)


110604avrdragon2






ライタ機能(4種類)、実装書込み(ISP)、JTAGプログラミング、高電圧シリアルプログラミング、パラレルプログラミング

デバッグ機能(2種類):JTAG、デバッグWIRE
※各書込み手順、ピンレイアウトはAVR StudioのHelpメニューの
「AVR Dragon User Guide」より確認してください。

ispjtaghvprog






ISPおよびJTAGポート(左)
高電圧シリアルプログラミング&パラレルプログラミングポート(右)

AVR Dragonはボード単体の開発ツールです。
ケース、各種ケーブル、ボード用コネクタ、取扱いマニュアル、開発用ソフトは付属しておりません。
必要なものを以下に記載いたしますのでご参考ください。

開発ソフト
AVR Studio:アトメル社のホームページより無償ダウンロード
参考Blog記事:【Tips】AVR Studio4.19 & Toolchainのダウンロード方法

取扱いマニュアル
AVR Dragon User Guide:AVR StudioのHelpメニューより

別売ケーブル
ispjtagcable






ISP用2×3ピンコネクタ付ケーブル:¥180-
(FC6-FC6ストレート)

JTAG用2×5ピンコネクタ付ケーブル:¥250-
(FC10-FC10ストレート)

dragoncable






・QIケーブル(20S-1S×20S)×1本:¥400-
(HV_PROG-EXPAND Header用)

・QIケーブル(1S-1S)×1本
(Vcc-ISP(JTAG)Header用) ※場合により2本
※QIケーブル(1S-1S)は3本セットで¥120-

※USBケーブル(A-B)はデジットでお求めの場合、オマケで付いてきます!

プロトタイプエリア関連別売部品

高電圧プログラミングやパラレルプログラミングで使用するプロトタイプエリアに各種コネクタやICソケットを実装することができます。
※なお、ISPやJTAGのみで書込みする場合は不要です。

コネクタ・ICソケット
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・40ピン(2×20P)ヘッダピン(EXPAND Header用):¥100-
・20ピン(2×10P)ヘッダピン(HV_PROG Header用):¥100-
・20ピン(1×20P)丸ピン×2個(または40ピンICソケット)
※40ピン(1×40P):¥185-を半分に折って使用
・28ピンICソケット(300mil幅):¥75-


プロトタイプエリアコネクタ実装例と配線例
protjissoufuse_rei






ISP書込みができなくなったAVRマイコンのヒューズビットの書き換えするためのパラレルプログラミング配線例です。

【ご注意】
高電圧シリアルプログラミングおよびパラレルプログラミングについて、使用時は特にマニュアルを参照してください。

Warning
Extreme care should be taken if using PP mode to program an AVR device on an external target. The PP lines do not have level converters, so it is important that the target board is powered by the AVR Dragon VCC header, and not using its own power supply. In addition the AVR Dragon will apply 12V to the reset pin, so it is important that the target board is designed to handle 12V on this line.


外部ターゲットボード上のAVRデバイスに対してHVSP(PP)モードを使用する場合には十分に注意して下さい。
AVR DragonのHVSP(PP)ラインにレベルのコンバーターはありません。
外部ターゲットボードの電源はAVR DragonのVCCヘッダー(5V)から供給する様にして下さい。
AVR Dragonからのリセット端子の出力電圧は12Vです。
外部ターゲットボード側ではこの12Vを処理出来る様に設計して下さい。
外部ターゲットボード/AVR Dragon共に破壊する恐れがありますので十分注意してください。
AVR Dragon上のプロトタイプエリアを使用する事をおすすめします。

2011/06/04現在、AVR Studio5のプログラマーでは
高電圧シリアルプログラミングとパラレルプログラミングは非対応となっております。
※AVR Studio4で確認しております。

実装書き込み(ISP)について
ISPのクロックはターゲットデバイスのクロックの1/4以下に設定して下さい。(推奨:125kHz)

AVRマイコンのヒューズビットの表記について
レジスタへの書込みはアクティブで0です。書込み無ければ1です。
データシートの表記=1 AVRWRT=1 AVR Studio4=チェック無
データシートの表記=0 AVRWRT=0 AVR Studio4=チェック有
ヒューズビット初期値


デジットオリジナル簡易説明書
アトメル AVR Dragon販売価格:¥7,350-

▼書込み・デバッグツール「AVR Dragon」は
レジカウンターにて販売中です!

avrdragon_uriba




















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