2011年06月15日

3Dサラウンド オーディオプロセッサ「NJM2701D」

新日本無線(JRC)の3Dサラウンド オーディオプロセッサ(3DサラウンドIC)「NJM2701D」をご紹介します。
これは、仮想サラウンドを利用した立体音場再生用に開発された高音質の3Dサラウンドオーディオプロセッサで、2つのスピーカで立体音場を再現するというICです。

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既存の2スピーカのステレオシステムで、音の方向や奥行き、拡がりなどの3Dサラウンドシステムを見事に再現してくれます。スペースの都合上、スピーカを増やせない場合やポータブルプレーヤをスピーカで鳴らすときに迫力のある音楽を楽しみたい場合、古いテレビなどのモノラル音声機器をステレオ音声に変換したい場合に有効です。

NJM2701Dには3つの機能モードがあります。
・ステレオモード:ステレオから3Dサラウンドに変換します。
・モノラルモード:モノラル信号を擬似ステレオに変換します。
・バイパスモード:入力した信号をそのまま出力します。
ステレオモードには、可変抵抗によって3D効果調整する機能付きで、お好みにあわせて音場調整が可能です。

回路図
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外付け部品が少ないので、簡単に回路が組めると思います。
電源電圧は4.7V~13V(標準12V)と広範囲ですので、お手持ちのACアダプタで大抵は対応できると思います。また、バッテリ駆動も可能です。

モード切替は8番ピンのSW2と9番ピンのSW1で行います。
・ステレオモード:SW1=H、SW2=L
・モノラルモード:SW1=H、SW2=H
・バイパスモード:SW1=L、SW2=NC

いつもと違った音楽を楽しんでみたいという方にオススメです。

詳細はデータシートをご覧ください。
DATASHEET

販売価格:¥250-

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3Dサラウンドオーディオプロセッサ / NJM2701D


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