2011年11月22日
24bit 192kHz DAコンバータ独立実験基板「DAC_1792_B」
デジタルオーディオの独立実験基板シリーズ、24bit 192kHz デジタルオーディオ用DAコンバータ独立実験基板「DAC_1792_B」を販売開始いたしました。
24bit 192kHz デジタルオーディオ用DAコンバータ
PCM1792(T.I.) × DAコンバータ独立実験基板「DAC_1792_B」
Digital Audio Independent Experiments Board
バーブラウン(T.I,)の高性能DAコンバータIC「PCM1792DB」の周辺を独立基板化にしました。他の独立実験基板同様、デジタルオーディオの部分的機能を独立基板化にすることにより、デジタルーディオの仕組みを切り分けて理解できるため学習しやすく、DAコンバータの実験にも最適です。
実用として、自作デジタルオーディオ機器を作る際の製作負担を下げらますので、自作オーディオのエキスパートの方にも大変便利です!
主な仕様は、サンプリング周波数は10kHz~200kHz(192kHz対応)に、オーディオデータビットは16 / 20 / 24bitに対応しています。ハードウェアモード、ソフトウェアモード両対応で、ハードウェアモードの場合データビット24bit、I2Sフォーマットがデフォルトで設定されております。その他のフォーマットについてはソフトウェアモードで設定が可能です。また、内部に様々な設定用レジスタを持っていますので、マイコンで制御することで音量制御などが行え、機能がアップします。
端子の入力系は5Vトレラントデジタル入力になっていますので、電源電圧5V系の信号を直接接続できます。
メインIC:PCM1792DB
メインICはバーブラウン(T.I.)のデジタルオーディオ用DAコンバータ「PCM1792DB」。
24bit 192kHz、低ひずみ、電流出力の高性能DAコンバータです。
Blog記事のオーディオ用DAコンバータ[BurrBrown編]も参照ください。
PCM1792DB DATASHEET
オーディオ用コンデンサ
コンデンサはニチコンのオーディオ用電解コンデンサを採用しております。
各種ジャンパ・コネクタ
①JP1B(MSEL):SPIバスモード / I2Cバスモード選択
DAC_1792_Bをマイコンで制御(ソフトウェアモード)する場合、SPIバス経由で制御するか、I2Cバス経由で制御するかをジャンパで選択できます。
DAC_1792_BのJP1B(MSEL)をジャンパソケットでショートすると、SPIバス制御モードに、オープンにするとI2C制御モードになります。各制御モードによって③CN3Bのピンアサインが変化します。
(詳細は③CN3Bの項目にて)
②CN1B / CN2B:オーディオシリアル信号入力端子
オーディオシリアル信号を入力します。CN1BとCN2Bのピンアサインは同じですので、どちらを使用してもOKです。
③CN3B:マイコン用接続端子
マイコンで制御(ソフトウェアモード)をする場合CN3Bにマイコンを接続します。
①JP1Bで設定した制御モードによりピンアサインが変化します。
④CN4B:ゼロフラグ入出力端子
ゼロフラグ入出力用端子で、L / R独立しています。
⑤CN5B / CN6B:Lチャンネル電流出力
Lチャンネルの出力。電流出力です。
⑥CN7B / CN8B:Rチャンネル電流出力
Rチャンネルの出力。電流出力です。
⑦CN9B / CN10B:電源入力
アナログ系5Vとデジタル系3.3Vの電源を接続します。
⑧CN11B:リセット端子
Lレベルにすると外部からリセットをかけられます。
TP_B:リセット端子
チェック用グラウンド端子です。
他の独立実験基板を組み合わせた応用例(一例)
例えばDAC_1792_Bを用いて、上図のような応用例を各種独立実験基板等を組み合わせることにより高性能オーディオDACを手軽に実現できます。
・光 / 同軸インターフェイスキット「DHI-DX」
CD等のデジタルオーディオ再生機器から出力されるS/PDIF信号(光または同軸)を受け、デジタルオーディオインターフェイスの入力に使用します。.
・デジタルオーディオインターフェイス(レシーバ)独立実験基板「DIR9001_A」
S/PDIFからオーディオシリアルデータ信号と他の信号を分離して取り出しDAコンバータへ送ります。
・DAコンバータ独立実験基板「DAC_1792_B」(本キット)
デジタルデータをアナログ信号に変換し出力(電流出力)します。
・平衡-平衡反転アンプ基板「OPAMP_B」(※要部品の追加/変更)
DAコンバータのアナログ出力(電流)を電圧に変換します。
※部品の追加 / 変更することで、電流-電圧(IV)変換部として応用できます。
※追加 / 変更部品に関してはDAC_1792_Bの説明書に記載しております。
・平衡-不平衡変換アンプ基板(ゲイン1倍タイプ)「BALUN_2134」
OPAMP_Bの平衡出力(バランス)を不平衡(アンバランス)に変換します。
その他応用は様々です。応用例はDAC_1792_Bの説明書に記載しておりますのでご覧ください。
【DAC_1792_B主な仕様】
メインIC:PCM1792DB
サンプリング周波数:10kHz~200kHz(192kHz対応)
オーディオデータビット:16 / 20 / 24bit(デフォルト24bit)
データフォーマット:右寄せ / 左寄せ / I2S(デフォルトI2S)
出力:電流出力(差動)
電源電圧:3.3V(デジタル) / 5V(アナログ)
基板サイズ:56×33mm
キット説明書
販売価格:¥4,400-
(2011.12.5追記)
共立エレショップに登録されましたので通販ご希望の方はご利用ください。
24bit 192kHz DAコンバータ独立実験基板 / DAC_1792_B
▼ DAコンバータ独立実験基板「DAC_1792_B」は
▼オーディオキットコーナーにて販売中!
24bit 192kHz デジタルオーディオ用DAコンバータ
PCM1792(T.I.) × DAコンバータ独立実験基板「DAC_1792_B」
Digital Audio Independent Experiments Board
バーブラウン(T.I,)の高性能DAコンバータIC「PCM1792DB」の周辺を独立基板化にしました。他の独立実験基板同様、デジタルオーディオの部分的機能を独立基板化にすることにより、デジタルーディオの仕組みを切り分けて理解できるため学習しやすく、DAコンバータの実験にも最適です。
実用として、自作デジタルオーディオ機器を作る際の製作負担を下げらますので、自作オーディオのエキスパートの方にも大変便利です!
主な仕様は、サンプリング周波数は10kHz~200kHz(192kHz対応)に、オーディオデータビットは16 / 20 / 24bitに対応しています。ハードウェアモード、ソフトウェアモード両対応で、ハードウェアモードの場合データビット24bit、I2Sフォーマットがデフォルトで設定されております。その他のフォーマットについてはソフトウェアモードで設定が可能です。また、内部に様々な設定用レジスタを持っていますので、マイコンで制御することで音量制御などが行え、機能がアップします。
端子の入力系は5Vトレラントデジタル入力になっていますので、電源電圧5V系の信号を直接接続できます。
【ご注意】 ハードウェアモードでは設定用レジスタを変更できないため、機能 が制限されます。 本基板単体ではオーディオDACとして使用できません。周辺回路 および、その他の独立実験基板を組み合わせる必要がございます。 |
メインIC:PCM1792DB
メインICはバーブラウン(T.I.)のデジタルオーディオ用DAコンバータ「PCM1792DB」。
24bit 192kHz、低ひずみ、電流出力の高性能DAコンバータです。
Blog記事のオーディオ用DAコンバータ[BurrBrown編]も参照ください。
PCM1792DB DATASHEET
オーディオ用コンデンサ
コンデンサはニチコンのオーディオ用電解コンデンサを採用しております。
各種ジャンパ・コネクタ
①JP1B(MSEL):SPIバスモード / I2Cバスモード選択
DAC_1792_Bをマイコンで制御(ソフトウェアモード)する場合、SPIバス経由で制御するか、I2Cバス経由で制御するかをジャンパで選択できます。
DAC_1792_BのJP1B(MSEL)をジャンパソケットでショートすると、SPIバス制御モードに、オープンにするとI2C制御モードになります。各制御モードによって③CN3Bのピンアサインが変化します。
(詳細は③CN3Bの項目にて)
②CN1B / CN2B:オーディオシリアル信号入力端子
オーディオシリアル信号を入力します。CN1BとCN2Bのピンアサインは同じですので、どちらを使用してもOKです。
③CN3B:マイコン用接続端子
マイコンで制御(ソフトウェアモード)をする場合CN3Bにマイコンを接続します。
①JP1Bで設定した制御モードによりピンアサインが変化します。
④CN4B:ゼロフラグ入出力端子
ゼロフラグ入出力用端子で、L / R独立しています。
⑤CN5B / CN6B:Lチャンネル電流出力
Lチャンネルの出力。電流出力です。
⑥CN7B / CN8B:Rチャンネル電流出力
Rチャンネルの出力。電流出力です。
⑦CN9B / CN10B:電源入力
アナログ系5Vとデジタル系3.3Vの電源を接続します。
⑧CN11B:リセット端子
Lレベルにすると外部からリセットをかけられます。
TP_B:リセット端子
チェック用グラウンド端子です。
他の独立実験基板を組み合わせた応用例(一例)
例えばDAC_1792_Bを用いて、上図のような応用例を各種独立実験基板等を組み合わせることにより高性能オーディオDACを手軽に実現できます。
・光 / 同軸インターフェイスキット「DHI-DX」
CD等のデジタルオーディオ再生機器から出力されるS/PDIF信号(光または同軸)を受け、デジタルオーディオインターフェイスの入力に使用します。.
・デジタルオーディオインターフェイス(レシーバ)独立実験基板「DIR9001_A」
S/PDIFからオーディオシリアルデータ信号と他の信号を分離して取り出しDAコンバータへ送ります。
・DAコンバータ独立実験基板「DAC_1792_B」(本キット)
デジタルデータをアナログ信号に変換し出力(電流出力)します。
・平衡-平衡反転アンプ基板「OPAMP_B」(※要部品の追加/変更)
DAコンバータのアナログ出力(電流)を電圧に変換します。
※部品の追加 / 変更することで、電流-電圧(IV)変換部として応用できます。
※追加 / 変更部品に関してはDAC_1792_Bの説明書に記載しております。
・平衡-不平衡変換アンプ基板(ゲイン1倍タイプ)「BALUN_2134」
OPAMP_Bの平衡出力(バランス)を不平衡(アンバランス)に変換します。
その他応用は様々です。応用例はDAC_1792_Bの説明書に記載しておりますのでご覧ください。
【DAC_1792_B主な仕様】
メインIC:PCM1792DB
サンプリング周波数:10kHz~200kHz(192kHz対応)
オーディオデータビット:16 / 20 / 24bit(デフォルト24bit)
データフォーマット:右寄せ / 左寄せ / I2S(デフォルトI2S)
出力:電流出力(差動)
電源電圧:3.3V(デジタル) / 5V(アナログ)
基板サイズ:56×33mm
キット説明書
販売価格:¥4,400-
(2011.12.5追記)
共立エレショップに登録されましたので通販ご希望の方はご利用ください。
24bit 192kHz DAコンバータ独立実験基板 / DAC_1792_B
▼ DAコンバータ独立実験基板「DAC_1792_B」は
▼オーディオキットコーナーにて販売中!