2012年01月12日

焦電型赤外線センサ用制御IC「BISS0001」入荷!

(2013.05.15 UPDATE)
・焦電型赤外線センサが変更になりました。

夜になり、人が近づくと点灯するセキュリティライトが住宅のガレージや入り口などに設置されているのを良く見かけます。私も帰り道に、特定の場所を通るとライトを光らせてしまうことがあります。

たいてい、焦電型赤外線センサが人を感知してライトを一定時間点灯させるという構造です。しかも、周囲の明るさをCdsや照度センサなどの光センサで判断して、明るいうちはライトの点灯をOFFにしてくれる機能付きです。

そんな便利なものならば、ライトの点灯以外にもいろいろ応用が利きそうです。

そんなわけで、焦電型赤外線センサ用IC「BISS0001」が入荷しましたのでご紹介します。

焦電型赤外線センサ用IC「BISS0001」

biss0001biss0001_pin






BISS0001は焦電型赤外線センサの制御用ICで、人が近づくとリレーなどを動かして出力に接続する機器のON/OFFを行ってくれます。VC(9番ピン)の” Trigger disable input ”により、Cdsで周囲の明るさでトリガーを有効 / 無効にする機能も付いております。

biss_blockbiss001_sch






応用回路例をみると、少ない周辺部品で構成されておりますので、難しい回路ではなさそうです。トリガモードの選択が可能で、A(1番ピン)をHighレベルにてリトリガモード、Lowレベルにてトリガモードになります。定電圧で動作しますので(電源電圧3V~)、電池駆動も可能です。

【最大定格】
電源電圧:3~5V
入力電圧:Vss-0.3V~Vdd+0.3V
出力電流:10mA(@Vdd=5V)
動作温度:-20~+70℃
DATASHEET

販売価格:¥120-



上記でご紹介した制御用ICに使用できる焦電型赤外線センサも同時に取りそろえました。

焦電型赤外線センサ「KP500B

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赤外線のエレメントを2つ持っているため、周囲の急激な温度変化や温度の揺らぎなどで起こる妨害に強く、高感度です。

【仕様】
パッケージ:TO-5
IR受信電極:2×1mm,2エレメント
窓寸法:4×3mm
スペクトル応答:5~14um
透過率:≥75%
出力信号:2.2V (420°k 黒:1Hz、変調周波数:0.3~3.0Hz、帯域幅:72.5db)
感度:≥3300V / W
検出率:1.5 ×108 cmHz1/2/W
ノイズ[Vp-p]:<200mV
出力バランス:<20%
動作電圧:2.2~15V
動作温度範囲:-20~70℃
DATASHEET

販売価格:¥130-

焦電型赤外線センサ「KP500B」に対応したフレネルレンズも取りそろえました。
フレネルレンズは焦電型赤外線センサと組み合わせ、赤外線を集光します。
角型(レンズ部は丸型)と小型の丸型の2種類を取りそろえております。

角型焦電型赤外線センサ用フレネルレンズ
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販売価格:¥100-

丸型焦電型赤外線センサ用フレネルレンズ
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センサに直接被せて使用可能

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丸型の焦電型赤外線センサ「KP500B」のセンサ部にピッタリ合いますので、レンズを固定する手間が省けます。

販売価格:¥100-

※上記のフレネルレンズは焦電型赤外線センサ「D203S」に掲載されているフレネルレンズの使用とは異なります。また、フレネルレンズ自身の詳細データはございませんので、実験・学習用としてお使いください。


焦電型赤外線センサ用ICと関連パーツは
レジカウンターにてお出ししております!
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(2012.12.01追記)
共立エレショップに登録しておりますので通販ご希望の方はご利用ください。

焦電型赤外線センサ用ICと関連パーツ




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