2012年02月15日
DAIトランスミッタ独立実験基板「DIT4192_E」販売開始!
(2012.03.03 UPDATE)
192kHz・24bitデジタルオーディオインターフェイスのトランスミッタ独立実験基板「DIT4192_E」を販売開始いたしました。
T.I.のデジタルオーディオトランスミッタIC「DIT4192」を最小パーツと設定・接続用コネクタを実装したもので、デジタルオーディオの部分的機能を独立実験基板とすることでデジタルオーディオ関連の実験・学習や、自作デジタルオーディオ機器の製作負担軽減、その他の独立実験基板を組み合わせることにより自作デジタルオーディオ機器を手軽に製作できます。
192kHz 24bitデジタルオーディオインターフェイス・トランスミッタIC
SRC4192(T.I.) × DAIトランスミッタ独立実験基板「DIT4192_E」
Digital Audio Independent Experiments Board
オーディオシリアル信号をS/PDIF信号に変換する、DAIトランスミッタの独立実験基板の組み立てキットです。最大サンプリング周波数192kHz、最大システムクロック周波数25MHz、対応フォーマットは24ビット左寄せ、24ビットI2S、24ビット右寄せ、16ビット右寄せ(ハードモード時)です。
動作モードはハードウェアモード、ソフトウェアモード両方に対応し、オーディオシリアル信号のフォーマット、システムクロック設定、各種情報などの設定を、ジャンパによるハードウェア設定で行えるほか、マイコンによるソフトウェア設定でも行えます。
差動ラインドライバをIC内部に内蔵しているので、パルストランスを外付けすることで同軸ケーブル(75Ω)に接続できます。
192kHzデジタルオーディオトランスミッタIC「DIT4192IPW」
メインICに、T.I.社の192kHzデジタルオーディオトランスミッタICの「DIT4129IPW」を採用しております。DIT4192IPWの詳細はDATASHEETをご覧ください。
電解コンデンサにはニチコンのオーディオ用、抵抗アレイのソケットやヘッダーピンは金メッキのものを採用しております。
DIT4192_Eのコネクタピンアサイン&ジャンパ設定
CN1E:オーディオシリアル信号入力
CN1Eのオーディオシリアル信号のうち、BCKとLRCKはマスタモードのとき出力、スレーブモードのとき入力になります。
CN2E(CN3E):電源
CN2EとCN3Eは同じ信号線が来ていますので、どちらを使用してもOKです。
CN4E:S/PDIF信号出力
JP1E:リセット
ジャンパソケットでショートするとリセットします。
JP2E:入力オーディオシリアル信号のフォーマットの指定(JP2E-1,JP2E-2)
FMT0(JP2Eの2番ピン)とFMT1(JP2Eの1番ピン)は、DIT4192_E基板に入力するオーディオシリアル信号のフォーマットを設定します。
JP2E:サンプリング周波数の設定(JP2E-3,JP2E-4)
CLK0(JP2Eの3番ピン)とCLK1(JP2Eの4番ピン)は、SCLK(システムクロック)の周波数がLRCK(サンプリング)の周波数の何倍であるかを指定します。DIT4192のシステムクロック周波数は最大で25MHzです。
JP3E:CSSジャンパ設定およびCOPY、Lジャンパ設定
CSSジャンパ(JP3Eの1番ピン)は、チャネルステータス信号の設定のしかたを選択、COPYジャンパ(JP3Eの2番ピン)、Lジャンパ(JP3Eの3番ピン)は、出力されるS/PDIF信号のコピー保護情報を設定。
JP3E:マスター / スレーブの設定
M/_Sジャンパ(JP3Eの4番ピン)をショートすると、DIT4192 はスレーブモードに設定、M/_Sジャンパ(JP3Eの4番ピン)をオープンにすると、DIT4192 はマスターモードに設定されます。
JP4E
JP4E-1、-2:_EMPHジャンパの設定と_AUDIOジャンパの設定
_AUDIOジャンパ(JP4Eの2番ピン)は、送信されるS/PDIF信号中のデータが普通のデジタルオーディオのデータ(PCMデータ)なのか、そのほかのデータなのかを設定します。
_EMPHジャンパ(JP4Eの1番ピン)は、送信されるS/PDIF信号中の音楽データに、プリエンファシスが施されているか、施されていないかを表示します。
JP4E:モノラルモードとステレオモードの切り替え(MONO、MDATジャンパ)
MONOジャンパ(JP4Eの3番ピン)は、入力されるオーディオシリアル信号がモノラル信号であるか、ステレオ信号であるかを設定、MDAT(JP4E の4番ピン)のジャンパは、モノラルモードで動作させる(MONO=H)のとき、入力されるオーディオシリアル信号が左(L)チャネルの信号なのか、右 (R)チャネルの信号なのかを設定します。
JP5E
JP5E-1:ハードウェアモード、ソフトウェアモードの設定
MODEジャンパ(JP5Eの1番ピン)をショートするとソフトウェアモード、オープンにするとハードウェアモードに設定されます。ハードウェアモードで使うとき、ジャンパの設定を変えたあとは必ずリセットしてください。リセットしないと、新しい設定が反映されません。
ソフトウェアモード時のマイコンとの接続
ソフトウェアモードでは、出力サンプリング周波数の設定やデータフォーマットの設定などを、マイコン制御で行えます。
JP5E-2,-3,-4:Uジャンパ、Vジャンパ、BLSMジャンパの設定
Uジャンパ(JP5Eの2番ピン)は、送信されるS/PDIF信号中のユーザ情報のビット(Uビット)に反映、Vジャンパ(JP5Eの3番ピン)は、送信されるS/PDIF信号が正常なデータに基づくものなのか、データエラーがあるのかを設定、BLSMジャンパ(JP5Eの4番ピン)は、チャネルステータス信号のブロックの開始信号(BLS)を入力/出力にするかを選択します。
同軸出力にする場合
DIT4192内部に差動ラインドライバを内蔵しているので、パルストランスを外付けすることで同軸ケーブル(75Ω)に接続できます。
デジットで販売しているパルストランス「FC13-3」が使用できます。販売価格¥600-
光&同軸出力
デジットオリジナルキット 光同軸インターフェイスキット「DHI-B-t」と接続すれば、光と同軸の両方を出力をすることができます。販売価格¥1,260-
【主な仕様】
使用IC :DIT4192(TI社)
最大サンプリング周波数:192kHz
最大システムクロック周波数:25MHz
動作モード:ハードウェアモード、ソフトウェアモード
対応フォーマット:24ビット左寄せ、24ビットI2S、24ビット右寄せ、16ビット右寄せ
※(対応フォーマットはハードモード時)
電源電圧:5V、3.3V(2電源)
基板寸法:約56×33mm
M3ねじで取り付け可能
詳しくはこちらへ
販売価格:¥2,680-
(2012.03.03追記)
共立エレショップに掲載しましたので通販ご希望の方はご利用ください。
DAIトランスミッタ独立実験基板 / DIT4192_E
▼DAIトランスミッタ独立実験基板「DIT4192_E」は
▼オーディオキットコーナーにて販売中!
192kHz・24bitデジタルオーディオインターフェイスのトランスミッタ独立実験基板「DIT4192_E」を販売開始いたしました。
T.I.のデジタルオーディオトランスミッタIC「DIT4192」を最小パーツと設定・接続用コネクタを実装したもので、デジタルオーディオの部分的機能を独立実験基板とすることでデジタルオーディオ関連の実験・学習や、自作デジタルオーディオ機器の製作負担軽減、その他の独立実験基板を組み合わせることにより自作デジタルオーディオ機器を手軽に製作できます。
192kHz 24bitデジタルオーディオインターフェイス・トランスミッタIC
SRC4192(T.I.) × DAIトランスミッタ独立実験基板「DIT4192_E」
Digital Audio Independent Experiments Board
オーディオシリアル信号をS/PDIF信号に変換する、DAIトランスミッタの独立実験基板の組み立てキットです。最大サンプリング周波数192kHz、最大システムクロック周波数25MHz、対応フォーマットは24ビット左寄せ、24ビットI2S、24ビット右寄せ、16ビット右寄せ(ハードモード時)です。
動作モードはハードウェアモード、ソフトウェアモード両方に対応し、オーディオシリアル信号のフォーマット、システムクロック設定、各種情報などの設定を、ジャンパによるハードウェア設定で行えるほか、マイコンによるソフトウェア設定でも行えます。
差動ラインドライバをIC内部に内蔵しているので、パルストランスを外付けすることで同軸ケーブル(75Ω)に接続できます。
192kHzデジタルオーディオトランスミッタIC「DIT4192IPW」
メインICに、T.I.社の192kHzデジタルオーディオトランスミッタICの「DIT4129IPW」を採用しております。DIT4192IPWの詳細はDATASHEETをご覧ください。
電解コンデンサにはニチコンのオーディオ用、抵抗アレイのソケットやヘッダーピンは金メッキのものを採用しております。
DIT4192_Eのコネクタピンアサイン&ジャンパ設定
CN1E:オーディオシリアル信号入力
CN1Eのオーディオシリアル信号のうち、BCKとLRCKはマスタモードのとき出力、スレーブモードのとき入力になります。
CN2E(CN3E):電源
CN2EとCN3Eは同じ信号線が来ていますので、どちらを使用してもOKです。
CN4E:S/PDIF信号出力
JP1E:リセット
ジャンパソケットでショートするとリセットします。
JP2E:入力オーディオシリアル信号のフォーマットの指定(JP2E-1,JP2E-2)
FMT0(JP2Eの2番ピン)とFMT1(JP2Eの1番ピン)は、DIT4192_E基板に入力するオーディオシリアル信号のフォーマットを設定します。
JP2E:サンプリング周波数の設定(JP2E-3,JP2E-4)
CLK0(JP2Eの3番ピン)とCLK1(JP2Eの4番ピン)は、SCLK(システムクロック)の周波数がLRCK(サンプリング)の周波数の何倍であるかを指定します。DIT4192のシステムクロック周波数は最大で25MHzです。
JP3E:CSSジャンパ設定およびCOPY、Lジャンパ設定
CSSジャンパ(JP3Eの1番ピン)は、チャネルステータス信号の設定のしかたを選択、COPYジャンパ(JP3Eの2番ピン)、Lジャンパ(JP3Eの3番ピン)は、出力されるS/PDIF信号のコピー保護情報を設定。
JP3E:マスター / スレーブの設定
M/_Sジャンパ(JP3Eの4番ピン)をショートすると、DIT4192 はスレーブモードに設定、M/_Sジャンパ(JP3Eの4番ピン)をオープンにすると、DIT4192 はマスターモードに設定されます。
JP4E
JP4E-1、-2:_EMPHジャンパの設定と_AUDIOジャンパの設定
_AUDIOジャンパ(JP4Eの2番ピン)は、送信されるS/PDIF信号中のデータが普通のデジタルオーディオのデータ(PCMデータ)なのか、そのほかのデータなのかを設定します。
_EMPHジャンパ(JP4Eの1番ピン)は、送信されるS/PDIF信号中の音楽データに、プリエンファシスが施されているか、施されていないかを表示します。
JP4E:モノラルモードとステレオモードの切り替え(MONO、MDATジャンパ)
MONOジャンパ(JP4Eの3番ピン)は、入力されるオーディオシリアル信号がモノラル信号であるか、ステレオ信号であるかを設定、MDAT(JP4E の4番ピン)のジャンパは、モノラルモードで動作させる(MONO=H)のとき、入力されるオーディオシリアル信号が左(L)チャネルの信号なのか、右 (R)チャネルの信号なのかを設定します。
JP5E
JP5E-1:ハードウェアモード、ソフトウェアモードの設定
MODEジャンパ(JP5Eの1番ピン)をショートするとソフトウェアモード、オープンにするとハードウェアモードに設定されます。ハードウェアモードで使うとき、ジャンパの設定を変えたあとは必ずリセットしてください。リセットしないと、新しい設定が反映されません。
ソフトウェアモード時のマイコンとの接続
ソフトウェアモードでは、出力サンプリング周波数の設定やデータフォーマットの設定などを、マイコン制御で行えます。
JP5E-2,-3,-4:Uジャンパ、Vジャンパ、BLSMジャンパの設定
Uジャンパ(JP5Eの2番ピン)は、送信されるS/PDIF信号中のユーザ情報のビット(Uビット)に反映、Vジャンパ(JP5Eの3番ピン)は、送信されるS/PDIF信号が正常なデータに基づくものなのか、データエラーがあるのかを設定、BLSMジャンパ(JP5Eの4番ピン)は、チャネルステータス信号のブロックの開始信号(BLS)を入力/出力にするかを選択します。
同軸出力にする場合
DIT4192内部に差動ラインドライバを内蔵しているので、パルストランスを外付けすることで同軸ケーブル(75Ω)に接続できます。
デジットで販売しているパルストランス「FC13-3」が使用できます。販売価格¥600-
光&同軸出力
デジットオリジナルキット 光同軸インターフェイスキット「DHI-B-t」と接続すれば、光と同軸の両方を出力をすることができます。販売価格¥1,260-
【主な仕様】
使用IC :DIT4192(TI社)
最大サンプリング周波数:192kHz
最大システムクロック周波数:25MHz
動作モード:ハードウェアモード、ソフトウェアモード
対応フォーマット:24ビット左寄せ、24ビットI2S、24ビット右寄せ、16ビット右寄せ
※(対応フォーマットはハードモード時)
電源電圧:5V、3.3V(2電源)
基板寸法:約56×33mm
M3ねじで取り付け可能
詳しくはこちらへ
販売価格:¥2,680-
(2012.03.03追記)
共立エレショップに掲載しましたので通販ご希望の方はご利用ください。
DAIトランスミッタ独立実験基板 / DIT4192_E
▼DAIトランスミッタ独立実験基板「DIT4192_E」は
▼オーディオキットコーナーにて販売中!