2012年07月11日

ソーラーチャージコントローラ「SHS-6L」

ソーラーパネル(太陽電池)でバッテリーを充電したいというご要望は、以前よりお客様から伺っておりました。しかし、ソーラーパネルの充電コントローラは大掛かりで高額なものが多く、なかなか個人が所有するには厳しい現実がありましたが、個人の方が手軽に取り扱える低価格のソーラーパネル充放電コントローラが登場しました!

アメリカ・モーニングスター社
ソーラーチャージコントローラ「SHS-6L」

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本機は、ソーラーホームシステム向けに開発されたもので、一般家庭で小型ソーラー電源システムを手軽に構築できるようにしたもので、充放電コントローラとして必要な最新機能を持ちながら、一般家庭用として筐体構造を極力簡素化し、コストの削減を図って価格を抑えたエコノミータイプのコントローラで、バッテリーを充電しながらランプ等の負荷を接続して使用できます。
本機は大変手軽ながら、海外で電気等のインフラが行き届いていないような地方部で、本機が活用されている実績があり、製品として信頼性の高さが伺えます。


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バッテリー、ソーラーパネル、負荷の接続は、本体に表示された1~6の番号順に従って接続するだけで簡単です。ただし、バッテリー、ソーラーパネル、負荷は極性がありますので「+/-」を逆接しないように気をつけてください。
本体右上にバッテリーのおよその残量状態をLEDがついており、接続ミスをした際の警告点灯します。


接続可能なソーラーパネルの仕様
ソーラーパネルは、開放電圧:30V以下、短絡電流:6A以下のものが使用可能で、前回ご紹介した大型ソーラーパネルも使用できます。

ZYSP-3W、OPSM-SF0005
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OSSM-SF0012、OPSM-SF1025
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OPSM-SF0050
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接続可能バッテリ
SHS-6Lに接続可能なバッテリーは、バッテリー液(希硫酸)を補充する「非密閉型液式」、または電極間に希硫酸を吸着させた「密閉型AGM(吸着ガラスマット)方式鉛蓄電池」が対象となっております。
ただし、オートバイ用などでよく採用されている希硫酸をゼリー状に固めたジェル(ゲル)式蓄電池は使用できませんので、必ず使用するバッテリーの仕様をお確かめください。

4段階充電

バルク充電、PWMレギュラー充電、フロート充電、及び均等化充電。

負荷について
負荷端子に、DC12V仕様のランプ等の機器を接続して使用できます。
ただし、DC / ACインバータ及び起動電力がかかるモータや、モータの付いた電気器具を接続して使用できませんのでご注意ください。

【ソーラーチャージコントローラ SHS-6L仕様】

・制御機能:充放電制御
・システム電圧:DC12V
・最大入力電圧:DC30V
・太陽電池入力電流:6A
・負荷電流:6A
・充電方式:PWM
・充電電圧(PWM) / 均等化充電電圧:14.3V / 14.4V
・均等化充電サイクル:28日 / 1-2時間
・負荷遮断電圧 / 復帰電圧:11.5V / 12.6V
・自己消費電流:最大8mA
・周囲温度範囲:-25~+50℃
・温度補正(内蔵):-30mV / ℃
・逆流防止:不要
・本体サイズ:151×66×36mm
・接続可能ケーブル:最大5.5SQ
・充電対象バッテリー:非密閉型液式、密閉型AGM方式鉛蓄電池対象。
※ジェル式蓄電池は不可。
・各種保護回路付き
販売価格:¥7,140-

関連Blog記事:3W~50Wまで!5種類の大型ソーラーパネル

▼ソーラーチャージコントローラ「SHS-6L」は
レジカウンター上、吊り下げにて販売中です!

shs6a

















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ソーラーチャージコントローラ / SHS-6L



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