2013年03月11日
自由にデザインが可能なELシート
切って加工ができて、きれいな光を放つELシートをご紹介します。
ELシートはシート状の発光体で、身近なところでは、腕時計のバックライトや光る看板などに使用されていますので、ご存知の方も多いと思います。
◆オリジナルデザインが可能
ELシートの最大の特徴は切って使えることができるところです。
自由にカッティング(注)することで、オリジナルのデザインを楽しめます。
(注)電極部の一部を残すこと、インバータの出力より小さすぎる面積でカットしない等条件があります。
ELシートはサイズ7種類、発光色6色をご用意しておりますので、お好みのELシートをお選びください。
◆ELシートサイズリスト
※AサイズはA3より、YサイズはY1より各サイズに切り出しておりますので、若干程度ですが表記寸法と違う場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆ELシート発光色リスト
なお、ELシートの特性上、明るいところでは光が目立ちにくく、暗い場所でくっきりときれいに発光します。また、何かを照らすといった目的には不向きで、発光しているELシートそのものを活用するというスタンスです。
◆ELシートへの配線
ELシートへの配線は、耐熱電線(付属しておりません)の被覆を剥き、芯線をELシートの電極にアルミテープ(付属)でしっかり固定します。
※アルミテープで固定していても耐熱電線を強く引っ張ると抜けてしまいますのでご注意ください。
◆ご注意◆
配線処理した際のアルミテープ部、電極(写真左の赤線部)、上図右のELシートの端側(写真右の赤丸部)は触れると感電やショートをしますので、保護のため絶縁テープ等で絶縁してください。できればラミネートをかけておくと安全だと思います。
◆EL加工例
上の写真は、ELを直接カットしない方法で加工したものです。
黒バックで紙にプリントアウトしたデジットのロゴ部分を切り抜いて、ELシートの上に重ねてラミネート加工してエンブレムっぽくしてみました。インクジェットプリンタに対応したOHPシート等の透明シートを使用する、もっと簡単にできると思います。
※発光時のイメージです。
◆EL駆動用インバータ
ELシートを発光させるには、ELシート専用インバータが必要になります。
EL駆動用インバータは、ELシートの発光面積に応じて3種類の中からお選びください。
ELインバータ60 「INV-60」【基板完成品】 販売価格:¥1,447-
発光面積60cm2(標準)のELシートに適応する小型のEL駆動用インバータです。
端子台付きで配線は半田付け不要で便利です。
【仕様】
・電源:DC12V 55mA
・対応EL面積:標準60cm2(50~70cm2可)
・端子台つき
ELインバータ 「INV-400C」【基板完成品】 販売価格:¥4,212-
発光面積400cm2以下のELシートに適応する中型のEL駆動用インバータです。
【仕様】
・電源:DC12V 120mA(動作時最大電流)
・対応EL面積:70~400cm²
取扱説明書(PDF)
ELインバータ 「ADE01225」【ケース入り完成品】 販売価格:¥30,651-
A4~A2サイズのELシートに対応したEL駆動用インバータ。ELシートのサイズに合わせてボリュームで輝度調整、発光パターンはスイッチで連続発光と点滅(2スピード)の選択が可能。
【仕様】
・電源:DC12V±5%(11.4~12.6V)
・対応EL面積:A2サイズ(2520cm2)まで
取扱説明書(PDF)
◆EL駆動用インバータについて
ELシートの発光面積に対して大きすぎるEL駆動用インバータを使用すると、発光面や電極が焼けることがあります。また、小さすぎる場合は輝度が落ちます。EL駆動用インバータの対応面積にできるだけ合わせてELシートをカットして使用するのがベストです。使用するELシートのサイズや発光色により消費電力が変わります。
出力には高圧がかかりますので、取り扱いにはご注意ください。
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