2013年05月22日

AVR ATtiny2313 バーサライト基板キット「2313BARSA」

デジットオリジナルのAVR ATtiny2313 バーサライト基板キット「2313BARSA」をご紹介します。

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AVR ATtiny2313 バーサライト基板キットは、16個のLEDを点灯させ、基板を左から右へ振ることで起こる、視覚の残像現象を利用して文字や記号を表示するバーサライト(バーサライタ / Versa Writer)の組み立てキットです。

AVRマイコンには、あらかじめサンプルプログラムを書込済なので、組立後はすぐにバーサライトとして使用できます。

サンプルプログラムのLED発光データ部分をユーザーで変更して、好みの文字や模様、図形などといったオリジナルパターンを作って表示できます。

◆サンプルプログラム表示例
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AVR ATtiny2313+ISPポート
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AVRマイコンは定番のATtiny2313(A)を使用しています。
サンプルプログラムはあらかじめ書込済で、組み立て後はサンプルデータを表示します。
キット説明書にサンプルプログラムのソースを掲載していますので、それを参考にオリジナルの文字や記号、簡単な漢字のデータを作って表示できます。
マイコンの横にはISP(実装書き込み)ポートを設けていますので、AVRライターで直接プログラムの書き換えが行なえます。
※プログラムの書き換えにはATMELの無料開発ツール「AVR Studio」、プログラムの書き込みにはAVRライターが別途必要です。
参考Blog記事:【Tips】AVR Studio4.19 & Toolchainのダウンロード方法


◆16個のLEDで表示!
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16個のLEDは角型の緑色LEDを使用しています。
角型LEDは砲弾型LEDに比べて真っ直ぐきれいに並びやすい形状をしていますので、文字や記号をきれいに表示しやすいです。


◆プログラムのLED発光データとLEDの関係
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上図の左はサンプルプログラムのLED発光データの一部ですが、LED発光データは”0b”から始まる2進数であわらしています。
2進数の”0b”以降の数字が16個あり、それぞれバーサライト基板キットの16個あるLEDに対応しています。
数字の「0」⇒消灯、「1」⇒点灯という関係になり、LED発光データ1行ごと順に入力し、LEDは1行ごと順に発光していきます。
データは2進数のほか、10進数、16進数での入力もできます。
キット説明書に2進数、10進数、16進数対応表が付いていますのでご参考ください。


◆オリジナル表示
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漢字、アルファベット、数字、ひらがなの表示例として、「春」「APRIL」「4月」「しがつ」と表示してみました(もう6月も近いのですが)

◆鏡文字
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バーサライト基板キットを右から左(逆方向)へ振ると、表示が反転して鏡文字になります。


◆電池ボックスの利用
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電源電圧は標準DC5Vですが、単3×3本(4.5V)でも動作しますので、単3×3電池ボックス(¥60-)を利用しても手のひらサイズに収まります。
基板サイズも単3×3電池ボックスの裏に納まるサイズです。

【2313BARSAの主な仕様】
・使用マイコン:ATtiny2313(A)
・動作クロック:8MHz
・LED:角型緑色LED×16個
・ISPコネクタ:BOXプラグ6P(AVRWRT(3)またはAVRISP-MkII対応)
・電源電圧:標準DC5V(単3電池×3本 DC4.5V動作可)
キット説明書(PDF)
販売価格:¥1,600-



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