2014年05月17日
お手軽で高性能!32bit,384kHz対応オーディオD/AコンバータIC「PCM5102」
Texas InstrumentsのオーディオD/AコンバータIC「PCM5102」
のご紹介です
このICの特徴はIC内部にI/V変換を内蔵しており、
アナログ出力のカップリングコンデンサが不要で
最大2.1VRMSの出力が出せるところです。
しかも32bit,384kH対応、SNR、Dynamic Rangeともに112dbとなっており
なかなか高性能なICです。
電源は3.3V(typ)動作で設定はハードウェア制御なのでお手軽に使えます。
USBオーディオやDAIからのオーディオデジタル信号(SCK、BCK、LRCK、DIN)
を入力し、アナログ出力をそのままラインアウトとして出力できます。
回路も部品点数は少なめでシンプルに作ることができます。
電池駆動の自作ポータブルDACに使うICとして人気が出ているようです。
「PCM5102」¥1180(税込/8%)
「PCM5102」の主な仕様
○対応解像度:16~32ビット
○サンプリング周波数:8~384kHZ
○電源電圧 デジタル:3.0~3.6V
アナログ:3.0~3.6V
○SNR :112db
○ダイナミックレンジ:112db
○THD+N @ - 1dBFS :-93db
○I2S, left justifiedに対応
○出力のカップリングコンデンサが不要
○最大アウトプット :2.1VRMS
○Integrated High-Performance Audio PLL搭載で
BCKからSCKを生成可能(PLLモード時)
○パッケージは20-pin TSSOP(0.65mmピッチ)
ユニバーサル基板で組む際には
2.54mmピッチへの変換基板
「SSOP/SOP変換基板-D020」¥113(税込/8%)がお薦めです。
I2S出力ができる
USBオーディオインターフェイスキット「USB_DOUT2706kit」
http://blog.digit-parts.com/archives/51737548.htmlや
USB 32bit,384kH対応D/Dコンバータ「Amanero Combo 384」
http://blog.digit-parts.com/archives/51898372.html
と組み合わせてお手軽&高性能D/Aコンバータはいかがでしょうか?
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レジカウンター右側のオーディオIC売り場にて販売中!