2020年09月25日
外で真価を発揮!Grove赤外線レーザー測距センサー!!
今回紹介させていただきたいセンサーはSeeed Studioが出している「 Grove TF Mini LiDAR レーザー測距センサー 」です。
一般的に赤外線形式の測距センサーは屋外で使用すると測定可能な距離が大幅に減ってしまいます
。しかし
この赤外線レーザー測距センサーの場合、
室内で日の当たらないところで12m
屋外という条件では7m
真夏の日差しが強く差していて、砂浜が照り返しているような状況(100kLUX)でさえ3mもの距離を検出することができます。
使用方法もUART通信で、Arduinoなどのマイコンボードでも簡単に制御することができます。
ただし高性能ということは何か使いづらい部分があるということです。
センサーの電源定格を確認すると、
電源電圧範囲が 4.5V~6V
平均消費電力が 0.6W
平均電流 100mA
ピーク電流に関しては 800mA
と、コンデンサを任意で入れるなどしない限りマイコンボードの5Vピンからでは、とてもフルパワーでは使用できないような仕様になっています。
さらに周波数は100Hzと少し低くなっているので、あまりの高速移動などには追い付けません。
これらの仕様を見ていくと外で使うことでこのモジュールの真価が発揮できるのではないかと感じました。
Seeed Studio
「Grove TF Mini LiDAR レーザー測距センサー / 114991434」
販売価格¥5,610-(消費税10%税込み)
「Grove TF Mini LiDAR レーザー測距センサー / 114991434」
販売価格¥5,610-(消費税10%税込み)
分解能が1cmということもあり、段差の検出や人の存在の検出などの用途に使えるのではないかと色々試行錯誤しています。
今は反射という強敵に悩まされている次第です。
詳細などはこちらエレショップにて ↓